手術
すると決めたら、もういつでもやれるように準備してたのだと思うが
えらく手際良く、準備が始まる。

同意書にサインしたと思ったらすぐに麻酔の準備。

予定は13:00~だったが、呼ばれたのは早くて12:30頃だった。


手術室前まで付き添って、見送る。

あひるは涙を一筋流していた、不安だったのだろう。


2時間ほどで終わると説明を受けていたので、
控え室で待つ。

待っている間、携帯で先生の言っていた「DIC」の意味をググって見た。






 
Wikipediaより引用: 
 
播種性血管内凝固症候群(はしゅせい けっかんない ぎょうこ しょうこうぐん、
英 disseminated intravascular coagulation:DIC)は、
本来、出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、
全身の血管内で無秩序に起こる症候群である。
早期診断と早期治療が求められる重篤な状態である。

病態

全身血管内における持続性の著しい凝固活性化により微小血栓が多発し、
進行すると微小循環障害による臓器障害をきたすとともに、凝固因子・血小板が
使い果たされる(微小血栓の材料として消費される。医学的には消費性凝固障害と言う)ため、
出血症状が出現する。
凝固活性化とともに、線溶活性化(血栓を溶かそうとする生体の反応)もみられる。
血を止めるための血栓(止血血栓)が、過剰な線溶により溶解することも出血の原因となる。

症状

典型例では、微小血栓による循環不全(腎不全、肺塞栓による呼吸困難・チアノーゼ、ショックなど)、
凝固因子・血小板減少や線溶活性化による出血症状(粘膜出血、止血不良、
脳出血、皮膚出血性、血尿、消化管出血など)、中枢神経症状(意識障害、痙攣、昏睡)、
臓器虚血(多臓器不全)がみられる。
ただし、症状がみられると予後不良であり、症状のみられない間に
診断治療することが予後改善の観点からは重要である。



えーまじかよ、、、、と。

ここで改めてあひるの状態がいかにヤバかったか理解した気がしました。
特に「症状が見られると予後不良」という文言に戦慄を覚えました。

そんな状態で手術して大丈夫なのか?輸血してても出血が止まらなかったらどうなるんだ?

と非常に不安でした。


1時間半ほど経った後、呼び出しがありました。

先程の医長のI先生がトレイに摘出した子宮を持って待ってました。
切開してあって内側が見えるようにしてあったのでそれを見ながら説明。

上側の表面がデコボコと荒れており、数箇所に赤黒い出血痕。

この荒れてる部分は恐らく出産時に胎盤が剥がれた跡だと思います。
本来なら下側のようにツルツルしていて、胎盤が剥がれた跡、
徐々にこのようになっていくものなんですが、何故このようになっているかは
原因はわかりません。

ただ、やはり出血の原因はここにあったと言う事はこれではっきりして、
原因である箇所を摘出した事でDIC傾向からはこれで脱出出来ると思います。

という説明だった。

手術は成功したんですよね?と聞いたら
うん、成功ですよ、今縫合してるからもう少し待っててくださいね。

とまた手術室に入っていった。


そこからさらに1時間半後、あひるが手術室から出てきた。


えらい時間が掛かったなと思っていたら、移動しながら担当の先生が

術後の出血がちょっと続いていますので、念の為ICUに移動します。

との事。


まぁ自分で顔が蒼くなったのがわかりましたね、この時は。


続く
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by makussu | 2012-06-13 22:33 | 日記 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ユチ at 2012-06-16 08:52 x
専門用語とか省略語ってちゃんと説明してほしいよね
そのおかげでそういう恐怖心をもたずに手術にのぞめたのもあるんだろうけど
それは結果無事に終わって元気になったから言えることでもある
こっちが DIC状態ってなんですか? って聞かなきゃいけないもんなのかねー
その単語が当たり前のように説明されると話の流れ切るのも躊躇するし難しいわぁ
Commented by makussu at 2012-06-16 14:24
切羽詰ってると聞く余裕もなくなって、
俺みたいに勝手に脳内変換しちゃう場合って多いと思うよね。

今回は何も問題なかったけど、先生の話を聞く場合は
ボイスレコーダーを持ってONするのがいいと思う。

うちは買ってあるんだけど使った事無い・・・・w
忘れてしまう!


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