11月になりまして、やっと直勤務が終わりました。
3連休もこれで最後ですので模型制作の進みもちょっと減速するかな・・・?
で、前回の引きで出てきたコイツ
コレは実はコレなんです。
旧キット1/100ガンダムF91です、箱絵めっさカッコええな。
古いながら非常にプロポーションが良く、当時も絶賛されたキットだそうで
劇中のF91を忠実に再現できているそうです。
で、この時期のキットってシステムインジェクションと言って
最初からパーツ単位で色分けできてます。
これがまた、パチ組みには良いかもしれませんが塗装派にはマスキング地獄になる代物で
程無く廃れたようですけど、技術的には凄いですよね。
で、もったいぶらせて申し訳ないですけど、
やっと本物のMGガンダムF91の仮組み完了です。
んー・・・パッと見悪くないようにみえます、肩がちょっと大きすぎる?
旧キットと比較してみましょう。
比較してみてMGの第一印象はですね。
・肩が大きいから上半身がかなりゴツく見える
・足の生え方がおかしい
・腿が長く、膝下が短いので足が短く見える
・足首が小さいので貧弱に見える
要は不評な理由はゴツ過ぎる上半身に対して貧弱な下半身の為、
体型的に「ゴリラ」と評される、と言う事なんだと思います。
この旧キットのパーツ単位で結構な部位が小改修でMGに流用できるようです。
それを検証する為、部位単位で見て行きましょう。
まず頭部
本来は旧キットの様に両アンテナが寝ているのがF91的に正解なんですが、
MGは中央側アンテナが立ってます。
フェイスも旧キットの方が大河原版に忠実、ですが私の好みはMGかな。
あとはトサカですが、旧キットの様にトサカが埋まったのが正解。
頭部はMGをベースに形状修正していくのが良いですかね。
次は胴体部
形状的にはMGはコンパクト、旧キットはマッシブと言った感じ。
側面はあまり印象変わらず。MGでは標準の引き出し肩関節ですね。
大きく違うのはスラスター部分。
さすがMG、フレームから数えると4層構造で気合のパーツ分割で
緻密なスラスター周りを再現してます。
腕部
MGはやっぱりかなり肩アーマーが大きいですね。
大きい理由が・・・
MGは放熱フィンの格納・展開ギミックを再現している為みたいです。
その所為で大型化してる割にはフィンそのものが小さく、旧キットの様に
差し替え再現した方が見栄えが良かったのでは?と思います。
旧キットの方がフィンの見栄えが良いですね。
私的には大きい肩は嫌いではなく、全体のバランスが取れれば問題ないと思います。
脚部
ここが大きな違いです、というかMG版F91の問題点はこの脚部に集中します。
まず全体的に足が短いです、特に膝下の短さが非常に目立ちます。
そしてボリューム不足な足首がさらに脚部の悪さを強調。
地味にダメな所で脛下の段落ちになってる装甲部分がMGではありません。
これだけ違うと旧キットベースで作り直したくなりますね。
ヴェスバー
長さ、伸縮ギミック、ディティール、とここはMGが優れています。
最後に武装
ビームライフルとビームキャノン
大きくは違いません、ライフルに関してはMGの方が合わせ目が目立たない工夫が。
ビームキャノンに関しては大差なし、ただMGは構え易いようグリップが可動します。
MGは両武器共に手首固定用のダボ穴あり。
という事で比べてみると気になる点がはっきりしてきました。
両キットの良い点を集約した作品にしたいなと思ってます、今年中に完成するんかな?