かんちゃんボタンとはなんぞや。
かんの頭にはシャントと呼ばれる管がありまして、
頭部から出てすぐの所に圧調節用のバルブがあって
そこからお腹に髄液を流すチューブがつながっています。
今かんが入れてるシャントはそのバルブ部のすぐ後に
手動ポンプの役割を果たすような膨らみがあるタイプなんですが、
それをうちら夫婦は「かんちゃんボタン」と名付けている、と言うわけです。
これ、シャントシステムの出口詰まりは解からないけど、
入り口、つまり脳室側が詰まると押したら戻ってこなくなるそうな。
で、今日。
実家のじいじと妹さまとでお墓参り行ってきまして。
その帰りに外食して帰宅して、さぁかんちゃんや、風呂入ろうかね~
とか、かんに話しかけてたらふとシャントの所がちょっと気になった。
触ってみるが、別段膨らんでる様子は無し・・・
で、かんちゃんボタンを押してみると・・・・戻ってこない・・・
ちょっと焦りました。
あひるを呼んで押させてみるとやっぱり戻ってこない。
暫くすると戻るのだが、明らかに戻りが遅い。
戻ってこない=脳室側で詰まってる と言うことで、以前脳外科の先生から
説明の時に戻ってこなくなったら連絡してね~と言われていたのです。
早速病院に連絡するのですが夜20時過ぎ、お盆休み中、土曜日と言うことで
救急のしかも外科の先生しかいない。
どうするべ・・・と思いましたが、まぁ行けば脳外科の先生に
連絡は取ってもらえるでしょうと言うことで入院見越してあひるは準備開始。
本当に詰まりであればシャント再建=手術で入院だからです。
あひるは明らかに動揺してます、、、というか不意を突かれた感じ。
準備が出来たので病院に向かう。
行きがけにドラッグストアに寄って欲しいとあひるが言うので寄る。
車で待ってたんだけど、中々出てこない。
なにやら急な話だったので忘れ物多数だったらしい・・・
後から解かったのだが意味不明なものも色々買っていた。
相当動揺していたのだと思うw
再度病院に向かう・・・その途中あひるが何気にかんちゃんボタンを押してみると
「な!かんちゃんボタン治った!!!」
なんですと!? 途中で車を停めて私も確認すると本当に押してもすぐ戻る。
当の本人は時間も時間なのでクークー寝てる・・・w
詰まりが取れたのだろうか、、、とりあえずこのままシャントの事しっかり知らない
外科の先生に診てもらっても仕方ないし、家に引き返す事にしました。
戻ったとは言え、確実に一度は詰まっているので安心はできません。
月曜日に再度病院に電話して脳外科の主治医に指示を仰ごうかと思っています。
一時的なものであればいいけどね~。