すぐに凝固剤(血液製剤)の点滴が始まる。
ちなみに私もあひるも処置が終わったら帰宅する気マンマンだったのですが、
どうもそうは行かなかったようで。
入院してくださいという先生に
「いやだぁぁぁぁぁあ、帰るぅぅぅぅぅ」と泣くあひる。
しょうがないでしょーとなだめる私もこの時点では
様子見の為に2~3日の入院だと思ってました。
とりあえず産婦人科の病棟に移動、
点滴をしていたのですが、その問題の血液検査で出た状態になった
原因が不明だという説明がある。
しっかり調べる為に造影剤CT検査。
どうも子宮内でまだ出血が続いている模様。
そこが原因だと思われるのでカテーテルにて手術をします、
同意書にサインを、という話がある。
さすがにそろそろ私もなんかやばいんじゃないか?と思い始める。
同意書にサインする際、先生に
「これで止められなかったら他に手はあるんですか?」と聞いた所、
「いや、努力しますんで」の一点張り。
夕方5時くらいからカテーテル手術開始。
2時間位かかったかな・・・出てきて最初の病室から更に移動して
ナースステーションのすぐ横の個室(陣痛室)になった。
何かあったらすぐに来れる様にとの事・・・って何かある可能性があるのか?
カテーテルの手術は失敗。
失敗というか、手術を始めたら出血箇所が特定できなかった、
出血が止まっていたそうだ。
理由が理由なので緊急性はないと思っていたが、
常にしている血液検査の結果が輸血をしている割には結果があまり良くなっていない。
その為、夜中でも迅速に対応できるようにカテーテルの管は
足の付け根に挿さったままの為、絶対安静。右足は固定状態。
すでに時間は面会時間を超えそうだったので、看護婦さんに
どうすればいいの?と聞いたら
「とりあえず今日はこのまま付き添いお願いします」と言われた。
この病院は完全看護なので普通は面会時間超えると
帰ってくださいと言われるので・・・・これはかなりまずいのだなと内心考え、
だけどあひるを不安にさせまいと表情にあまり出さないようにしていた。
もうこの時点でどうしよう、、、もしもの時はどうしよう、、、といらん事ばかり考えていた。
長い夜が始まった。
続く